幹細胞治療を行うにあたって、各幹細胞治療に応じた治療の目的、安全性やリスク、そして効果について綿密に医師よりご説明します。患者さまと医師、両者の合意があって初めて、幹細胞治療は行われます。
各幹細胞治療に応じた幹細胞治療の選択基準のための検査(院内・血液)を受けていただき、医師より適合判定を受けます。適合判定で「適」であることが確認できた方は、ウィルス検査の採血を実施していただきます。およそ1週間でウィルス判定結果が出ますので、陰性の場合に脂肪採取へとすすみます。
主に、腹部の皮下脂肪から組織を採取します。局部麻酔を行い、脂肪組織を5g以上採取します。
採取された脂肪組織から幹細胞を抽出し、6週間程度かけて大切に培養します。幹細胞の培養は、厳格な品質管理のもと委託先の特定細胞加工物製造施設で行われます。
培養・増殖した幹細胞を静脈点滴注射により投与します。
40分以上の時間をかけ、ゆっくりと点滴注射します。
各幹細胞治療に応じた、予後検査を行うため、患者さまにご来院いただきます。
患者さまにおいて幹細胞治療における有効性、安全性などを確認いたします。