幹細胞治療 細胞を生む細胞による再生医療

事前説明および同意

幹細胞治療を行うにあたって、各幹細胞治療に応じた治療の目的、安全性やリスク、そして効果について綿密に医師よりご説明します。患者さまと医師、両者の合意があって初めて、幹細胞治療は行われます。

事前検査(選択基準やウィルス血液検査)

各幹細胞治療に応じた幹細胞治療の選択基準のための検査(院内・血液)を受けていただき、医師より適合判定を受けます。適合判定で「適」であることが確認できた方は、ウィルス検査の採血を実施していただきます。およそ1週間でウィルス判定結果が出ますので、陰性の場合に脂肪採取へとすすみます。

脂肪採取(皮下脂肪組織の採取)

主に、腹部の皮下脂肪から組織を採取します。局部麻酔を行い、脂肪組織を5g以上採取します。

幹細胞培養・加工

採取された脂肪組織から幹細胞を抽出し、6週間程度かけて大切に培養します。幹細胞の培養は、厳格な品質管理のもと委託先の特定細胞加工物製造施設で行われます。

幹細胞の投与(静脈点滴注射により投与)

培養・増殖した幹細胞を静脈点滴注射により投与します。
40分以上の時間をかけ、ゆっくりと点滴注射します。

フォローアップ検診(予後検診)

各幹細胞治療に応じた、予後検査を行うため、患者さまにご来院いただきます。
患者さまにおいて幹細胞治療における有効性、安全性などを確認いたします。

不明点など御座いましたらクリニックへお問い合わせください。

よくある質問

FAQ
幹細胞治療の流れは?
まずはクリニックでカウンセリングを受けて頂き、治療の詳細、費用についてなどご説明をさせて頂きます。
治療後の詳しい流れはカウンセリングから治療までの流れ(幹細胞治療)のページを御覧ください。
脂肪採取から幹細胞投与までにどのくらいの時間がかかりますか?
個人差はありますが、脂肪採取より約4週間でご投与が出来ます。
採取した脂肪組織から幹細胞を抽出し、CPC(特定細胞加工物製造施設)にて培養します。培養は厳格な品質管理のもとで、細心の注意を払って行われています。幹細胞の培養には個人差があります。通常、脂肪採取より4週間程お待ち頂いております。動画は培養中の幹細胞の様子です。
治療期間はどのくらいですか?
脂肪採取後約1か月で幹細胞投与可能となり、投与後、フォローアップ検査(1・3・6・12か月後)に来院いただきます。複数回投与される場合、フォローアップ検査は最終投与からカウントします。基本的に、投与と投与の間は規定通りのフォローアップ来院間隔で来院していただきます。フォローアップ検査は、安全性と有効性を確認させていただくための大切な検査ですので、来院ご協力いただきますようお願いいたします。